JCI認証

 
JCIとは、Joint Commission Internationalの頭文字で、平成6年(1994年)に設立された国際的な医療機能評価機構のことです。本部はアメリカのシカゴにあり、世界90ヵ国以上における医療施設の認定および教育、助言サービスを提供しています。JCI認証は「患者の安全および医療の品質向上」を目的とした医療施設の認証で、審査には計1200ほどの判定項目が審査され、世界で最も審査が厳しいと言われているようです。継続的に医療の品質を改善するため、認定後も3年ごとの認証更新審査が行なわれます。JCI認定を取得したということは、高品質な医療を提供し、患者の安全を重視していることにつながり、国際的な認証ですので、世界的な知名度向上にも繋がります。世界で多くの医療施設がJCIの認証を取得しており、日本でも認証を取得している医療施設が増えています。医療機関にとってもグローバル化で競争の激しい時代には、多くの医療機関がJCI認証の取得を目指していくと推測されます。JCIの審査内容の中で、「薬物の管理と使用(Medication Management and Use、MMU)」という章があり、医薬品がきちんと管理されているかどうか、保管場所の環境設備が整っているかどうかが要求されています。当社では、JCI認証を取得している医療機関にも温度管理装置等の納入実績があり、無線ロガー、記録計やセンサなどお客様の要求に幅広くお応えできます。

システム例


適応製品

1台のパソコンで送信器360台のデータを一元管理、イーサネット上に受信器を最大6台接続でき、各受信器は最大60台の送信器を接続可能
Part11対応のセキュリティ機能を持たせたアプリケーションソフトも用意


入力点数6点、12点のペーパレス記録計
小型ながら多彩な表示と高機能を有し、機器単体または小規模な監視装置として最適
CISASシリーズと組み合わせにより、コンピュータシステムとしての記録計として構築可能


入力点数最大48点 のペーパレス記録計
多彩な表示と高機能を有し、安定性試験機、冷蔵庫、冷凍庫等の機器のデータ管理に最適
CISASシリーズと組み合わせにより、コンピュータシステムとしての記録計として構築可能


CISAS/V4は、弊社の記録計、ロガー、調節計および市販のPLC(プログラマブルコントローラ)をシステムコンポーネントとし、各種装置・設備など最大5000タグのデータをパソコンで集録・監視するパッケージシステムです。


Part11に対応した無線ロガーやグラフィックレコーダで集録した計測データを電子記録として一元管理可能
データ閲覧によるグラフ表示、日報・月報・レポートの作成(印刷、PDF出力)・電子署名可能


当社は計量法に基づく校正機関として温度および湿度の登録を取得
ISO/IEC17025に基づく「MRA対応認定事業者」の認定も取得し、JCSS認定シンボルマーク付き校正証明書の発行が可能


当社のサービス技術員または委託サービスマンがユーザの現場にお伺い、主に温度・湿度などの計測機器、調節計、記録計などの点検・校正サービスを実施