測定距離と視野の関係

 

現行モデル視野角表




空間分解能とは?

空間分解能とは、1画素が見ている角度を表し単位は“mrad”です。 π(rad)=180° この数値に測定距離(m)を掛けるとその距離での1画素の測定サイズ(㎜)となります。
読み方:rad=radian:ラジアン



スポットサイズと視野との関係

空間分解能(瞬時視野)×距離×画素数でおおよその測定画像全体の大きさがわかります。
例)CPA-T530Sの場合 画素数 320×240

0.5m 1m 2m 3m 5m 10m 20m
垂直視野 320画素(m) 0.22 0.44 0.87 1.31 2.18 4.35 8.5
水平視野 240画素(m) 0.16 0.32 0.65 0.98 1.63 3.26 6.5
スポットサイズ(瞬時視野) (□mm) 0.68 1.36 2.72 4.08 6.80 13.6 26.6
※ただし、温度測定にはこのスポットサイズでは足りません。
温度測定には、この3倍以上の大きさが必要です。

測定距離と瞬時視野の関係

空間分解能(瞬時視野)から測定対象物に合わせた距離が算出できます。
距離を考えず測定するとピーク表示が実際より低いなどの誤診の原因となります。

例)CPA-T530Sの場合 画素数 320×240
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温度分解能と温度精度の違い

温度分解能とは測定器(赤外線サーモグラフィ)が判断できる最小温度差です。

温度精度とは真値(黒体炉における温度)と測定温度との誤差となります。