暑さ指数（WBGT（湿球黒球温度）：Wet Bulb Globe Temperature）とは、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。

人体と外気との熱のやりとりに着目した指標で、
①湿度、②日射など周辺環境、③気温の3つを取り入れた指標で、
単位は(℃)です。気温とは異なる値になります。

事業場におけるWBGT値が、基準値を超える恐れがある場合、熱中症にかかる可能性が高くなります。
「暑さ指数WBGT監視システム」では気温・相対湿度・黒球温度を測定し、測定したデータをWBGT基準値と比較して監視します。

以下のパラメータを無線ロガーMD8000で計測し、集中・監視パッケージシステムCISAS/V4で 暑さ指数(WBGT)を算出して熱中症の予防監視を行います。

1. 乾球温度･･･MD8000温湿度モデルで計測
2. 湿球温度･･･MD8000温湿度モデルで計測した温度、湿度と大気圧から湿球温度を算出
3. 黒球温度･･･黒球に測温抵抗体を接続してMD8で計測

当社、藤岡事業所では部署ごとの温度・湿度・WBGTを集中監視システムCISAS/V4で一元管理、社内イントラネットで見える化をしています。
チノーの計測システムを用いることで、お客様の環境でも実現できます。
ご興味のある方は「お問合せフォーム」またはお近くの営業所へお問合わせください。

さらに当社事業所では、WBGT値による熱中症対策と、熱画像カメラを用いた新型コロナウイルス対策を同時に行う、集中監視システムを運用しています。
こちらについても、ご興味のある方は「お問合せフォーム」またはお近くの営業所へお問い合わせください。

CISAS体表面温度監視システム